官房機密費に毎月6000万円 総額3.6憶円、平野氏表明、残額返納へ
平野博文官房長官は10日の衆院内閣委員会で、内閣官房機密費( 報償費)について、 鳩山政権が発足した昨年9月から今年2月まで毎月6千万円ずつを 国庫から支出したことを明らかにした。 共産党の塩川鉄也氏への答弁。この後の記者会見では「 前政権のように使い切るようなことはしない」と述べ、 年度末に残額があれば国庫に返納する考えを示した。
使途に関しては「オープンにすることで情報が入ってこない、 協力が得られないケースは多々あるだろう」と述べ、 公開しない方針を重ねて表明。これに関連し、 政府高官は2011年度の官房機密費は10年度より減額するとの 見通しを示した。
日弁連次期事務総長に海渡氏…社民党首福島消費者相の夫
日本弁護士連合会(日弁連)の次期会長に内定した宇都宮健児氏( 63)は10日、事務局を束ねる事務総長に、 弁護士で社民党党首の福島消費者相の夫、海渡かいど雄一氏( 54)(第二東京弁護士会)を充てる方針を明らかにした。
事務総長は日弁連の中でも、最高裁、 法務省や政党との交渉窓口となる要のポスト。 海渡氏は1981年に弁護士登録し、NPO法人「 監獄人権センター」の事務局長を務め、 原発設置や航空機事故を巡る訴訟を数多く手がけてきた。
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