2009/12/19

首相普天間移設「新たな選択考える」、COP15から帰国の途に



首相、COP15から帰国の途に

 【コペンハーゲン=佐藤理】鳩山由紀夫首相は18日夜(日本時間19日朝)、第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)首脳級会合など一連の日程を終え、政府専用機で帰国の途に就いた。政治合意への調整が難航したことで、出発を当初予定より遅らせた。19日夕に帰国する予定だ。(10:06)



普天間移設「新たな選択考える」 首相、米国務長官に伝達

 【コペンハーゲン=佐藤理】鳩山由紀夫首相は18日夕(日本時間19日未明)、デンマーク女王主催の17日夜の夕食会で、クリントン米国務長官と議論したと同行記者団に語った。沖縄県の米軍普天間基地移設問題で、首相は「新たな選択を考えて努力を始めているところだ。しばらく待ってほしい」と伝達。同県名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部に移設する現行計画以外の移設先の検討に米国の理解を求めた。

 米国の正式な反応は明らかでない。首相によると、クリントン長官は日本政府が普天間問題の結論を先送りした経緯には理解を示したという。

 第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)の首脳級会合の途中、同行記者団に語った。2人は1時間半にわたる夕食会で隣り合わせた。クリントン長官の方から普天間問題に関する首相の見解を尋ねた。(11:23)

0 件のコメント: