2010/02/04

4.7 times for Entrance Examination in Official Universities


国公立大倍率、4.7倍=不景気で4年ぶり高水準






 文部科学省は3日、同日締め切られた国公立大入試2次試験の出願状況を発表した。同日午後3時までの志願者数は47万2152人。募集人員に対する倍率は4.7倍(前年同時刻4.6倍)で、この時点では4年ぶりの高水準となった。

内訳は国立82校が34万8520人で4.3倍(同4.2倍)、公立73校が12万3632人で6.4倍(同6.0倍)。不景気を反映し、学費が安く地元出身者に優遇措置もある公立大を中心に人気が高まった。
学部別で最も高いのは、国立は前期日程が東京芸大美術の14.4倍、後期が茨城大工(B)の61.2倍。公立は前期が北九州市立大地域創生学群の22.3倍、後期が岩手県立大ソフトウェア情報の70.9倍、中期が岡山県立大情報工の28.3倍だった。

大学入試センター試験の成績で門前払いする2段階選抜を予告していた国立38校119学部のうち、実施予定倍率を超過したのは32校88学部。公立では18校42学部のうち14校18学部が超えた。
確定志願者数は19日に発表される。2次試験は前期が25日、後期が3月12日に始まる。独自の日程で試験を行う国際教養大、新潟県立大、新見公立大は集計に含まれていない。






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